C.I.P
[Cold Isostatic Press]
日新オートクレーブのCIPシリーズは冷間静水圧成形システムで、最小300㎖から最大100ℓで製作されます。容量と圧力によって様々な仕様があり、約2,000barから最大4,000barまで加圧できます。内部の構成は、圧力媒体を加圧する高圧ポンプと高圧に耐えられる圧力容器があります。圧力容器の場合、ASME Codeに従って安全に設計・製作され、内部圧力を確認するため圧力センサーとゲージが装着されます。また、Pin Closure Typeの適用で安全に使用することができます。研究・生産目的に合わせて装備の注文制作が可能です。 |
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冷間静水圧成形とは? |
冷間静水圧成形法は、成形型に粉末を充填して、静水圧によって圧縮成形する方法で、一般にCeramicsの成形法として広く使われる方法です。
CIP技術は、「液体に圧力を加えると各方向に同じ力を伝達する」というフランスの科学者パスカルの原理をもとに、1913年アメリカのWestinghouse Lamp会社のH.D.Maddenがフィラメントを製造するため、金属粉末の成形にゴムチューブとゴム栓で成形型を製造し、その中に金属粉末を充填して液体の圧力で成形したことから始めました。
冷間静水圧成形法で製造した製品は、成型度が高くて、表面と内部の硬度の差が小さく、均一な密度を持つため、他の成形法と比較する9と均質で配向性がありません。焼成収縮が均一で切削加工による精密な製品が得られます。
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C.I.Pの適用分野 |
• Cemented carbides
• Refractories
• Isotropic graphite
• Ceramics
• Metals
• Plastics
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C.I.Pの特徴 |
均質性 |
• Bridge減少の発生が少なく、配向性がないため、均一な内部密度。
• 表面と内部の硬度の差が少なく密度が均一で、他の成形方と比較して優秀な均質性。 |
緻密性 |
• Bridge減少と配向による圧力の損失がないため、より高い密度の成形が可能。 |
成形性 |
•大型製品、複雑な形状の製品、長い製品などの成型が可能 |
加工性 |
• 他の方法で成形した製品より成形密度が高くて均一で配向性がないため、優れた加工性。
• 焼成収縮が均一なので、切削加工による製品のSize Precisionも優れている。 |
生産性 |
• 乾式法では、粉体の充填、加圧成形、成形体発出、 切削加工などの全体的な工程における自動化が可能。
• 成形密度が高いため、可塑剤、潤滑剤、結合剤などの添加量と粉体の水分量を減少させることが可能 |
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製品モデル |
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