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Press |
Food Isostatic Press |
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F.P.P [Food Isostatic Press]
日新オートクレーブのFIPシリーズは、主に超高圧加工技術に適用される装置で、超高圧を使用して食品加工と他の工程に使用されます。実験室用の500㎖から生産用100ℓまで製作されます。
内部容量と圧力によって仕様が異なり、超高圧が使用される工程で3,000㎏/㎠から最大6,000㎏/㎠の高圧まで選択できます。
内部は圧力媒体を加圧するための高圧ポンプ、高圧に耐えられる圧力容器、温度を上げるためのヒーターで構成されます。圧力容器は、ASME CODEによって設計•製作されて安全性を確保し、内部の圧力と温度を確認するための圧力センサー、熱電対が付いています。研究と生産目的によって注文制作が可能です。
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超高圧食品加工技術とは? |
超高圧食品技術とは、食品の味、香り、栄養成分に変化を与えずに、微生物の死滅と酵素の不活性化で、酵素の作用による苦味、においの発生を抑制する加工技術です。すべての工程が無加熱で処理されるため、熱処理の利点を維持しながら、ビタミンの破壊、天然の味の損失のような熱処理で誘発される化学的変化を最小限に抑えるという利点があります。超高圧技術は、従来の熱処理加工ではできない魚介類や新鮮な野菜の殺菌に多く使用され、殺菌効果だけでなく、冷凍食品の均一な解凍、最小加工による新鮮な風味を維持することができます。超高圧食品加工は、最大100,000 psiの高圧まで加圧ができ、各種の果物、野菜ジュース、ハム、肉、水産食品、ソース類、乳製品などの高付加価値製品に適用されています。 |
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適用分野 |
超高圧殺菌
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微生物やウイルス、耐熱性胞子の死滅 |
超高圧酵素反応 |
酵素反応の調節と可逆的不活性化 |
食品発酵の制御と停止 |
酵素の不活性化 |
食品素材の物性変化 |
澱粉の糊化 、タンパク質の変性や沈殿 |
食品保存に応用 |
微生物死滅 |
超高圧抽出 |
細胞壁の損傷 |
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FIPの特徴 |
• 食品に迅速で均一な圧力が作用
• 熱処理による殺虫、殺菌、酵素不活性化、消化性の向上、凝固、ゲル化などのすべての工程の代替が可能
• 高い静水圧下で変化する食品の物理的な現象と生化学的現象を利用
• 熱処理とは異なる物性を持つため、新しい食品の開発が可能
• 熱処理加工に比べて少ないエネルギー消費量(常温、低温)
• 微生物の死滅以外にもタンパク質の変性/変形、酵素活性化/不活性化、酵素基質の変化、炭水化物と脂肪の特性変化の誘導が可能 |
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製品モデル |
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