EX pモデルは、圧力防爆構造で製作される設備です。圧力防爆構造とは、電気設備容の器内部に空気、窒素、炭酸ガス等の保護ガスを注入し、容器の内部に可燃性ガスや蒸気が侵入しないよう設計した構造です。この構造は、容器内に危険物が侵入しないように発火源を隔離することで、運転室のような大きな容器と装備に使用されます。被保護機器を容器内に入れ、空気又は不活性ガスを大気圧以上の圧力で供給して爆発性のガスが侵入できないようにします。つまり、容器内の圧力を外部の圧力よりも0.05kg/cm2程度高く維持することで、非防爆の状態にすることです。 |
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圧力防爆構造(EX p)の特徴 |
· 圧力防爆構造で0種、1種の防爆地域に設置
· 内部の非防爆型の電気機器を使用するため、異常時に保護装置が必要
: ガスの漏出、空気供給設備の故障などにより、危険源が内部に流入された場合 |
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防爆電気装備を選択するときの考慮事項 |
防爆地域―危険地域の区分 |
• 物質の危険性や取り扱いの状態を考慮して区分
• 韓国と日本では0種、1種、2種に分類し、IECとヨーロッパでは、Zone0、1、2に分類 |
場所 |
状態 |
例 |
0種
<Zone 0> |
危険な状態が継続的に発生するか、発生する恐れのある場所 |
· 引火性液体の貯蔵容器内の上部空間
· 可燃性ガス容器内部、可燃性の液体が溜まっている Pit Trenchなど |
1種
<Zone 1> |
危険な状態が通常の状態で発生する恐れがある場所 |
· 給油口の周辺、運転のため開かれる接続部とその周辺 |
2種
<Zone 2> |
危険な状態が異常の状態(故障、誤動作など)で短期間発生する場所 |
· 1種場所の周辺
· •装備の接続部周辺、ポンプのSealing周辺 |
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ガス、蒸気の発火点 |
•
使用される場所のガスと蒸気の発火温度の温度等級を確認
• 通常-20℃から40℃の範囲で使用するように設計され、範囲外で使用する電気設備は、使用可能な温度範囲を表記 |
場所 |
T1 |
T2 |
T3 |
T4 |
T5 |
T6 |
Maximum surface
temperature(℃) |
≤450 |
≤300 |
≤200 |
≤135 |
≤100 |
≤85 |
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防爆電気のガス分類 |
• ガスと蒸気の種類に応じて適切な電気機器の使用
• 引火性ガス、可燃性ガスを分類してⅡA/ⅡB/ⅡCの等級を適用 |
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Specification |
*NL-EXp series |
Series |
Zone |
Flow rate |
Note |
NL100 - EXp |
Zone 1,2 |
100 ㎖
/min |
Choice of Interaction Chamber |
NL150 - EXp |
Zone 1,2 |
150 ㎖
/min |
NL250 - EXp |
Zone 1,2 |
250 ㎖
/min |
NL300 - EXp |
Zone 1,2 |
300 ㎖
/min |
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*NH-EXp series |
Series |
Zone |
Flow rate |
Note |
NH300 - EXp |
Zone 1,2 |
300 ㎖
/min |
Choice of Interaction Chamber |
NH500 - EXp |
Zone 1,2 |
500 ㎖
/min |
NH1000 - EXp |
Zone 1,2 |
1000 ㎖
/min |
NH2000 - EXp |
Zone 1,2 |
2000 ㎖
/min |
NH3000 - EXp |
Zone 1,2 |
3000 ㎖
/min |
NH4000 - EXp |
Zone 1,2 |
4000 ㎖
/min |
NH6000 - EXp |
Zone 1,2 |
6000 ㎖
/min |
NH8000 - EXp |
Zone 1,2 |
8000 ㎖
/min |
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※ Interaction Chamber Type参考 |
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※ 基本仕様以外の条件でも製作できるのでとりあえず営業部の担当者にご相談下さい |
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技術営業部 : +82-42-931-6100 (内線番号 1番) |
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